|
第5回全国同時地方選挙は、韓国の地方自治体である広域自治団体(道・広域市)の団体長(道知事・市長)と議員、基礎自治団体(特別区・一般市・郡)の団体長(区庁長・市長・郡守)と議員、16市道の教育監(日本における教育長に該当)と教育委員を全面改選するため、2010年6月2日に投票が行なわれた選挙である。 ==概要== 自治団体長と議員の任期満了による選挙である。今回の選挙は、1995年に韓国における地方自治が復活して以降、5回目となる選挙である。また、全国規模で一斉に行なわれる選挙のため、李明博政権に対する中間評価の意味合いも強く、与野党間で激しい選挙戦が展開された。 今回の地方選擧での勝利をバネに、次期大統領選擧における勝利に繋げたい前盧武鉉政権与党〔盧武鉉政権における与党勢力、つまりウリ党は盧武鉉政権末期の支持率急落が原因で再補選や地方選擧で敗北したことが原因で解体し、新党(大統合民主新党)への吸収を余儀なくされた。そして、かつて袂を分かった民主党(金大中政権の与党勢力)との統合を経て民主党へと至った。しかし、親盧派の一部は民主党に合流せず国民参与党を結成するなど、分裂している。〕の流れを汲む民主党を中心とした野党勢力は今回、候補者を一本化、その結果、盧武鉉前大統領に近い人々(親盧派)が多数立候補した。特に激戦地域である首都圏(ソウル市・仁川市・京畿道)において、ソウル市長選挙に元・国務総理の韓明淑(民主党)が、京畿道知事選挙に保健福祉部長官で盧前大統領側近の柳時敏(国民参与党)が立候補するなど、3地域全てで親盧派候補が立候補し、16市道の広域自治団体長選挙では9名の親盧派候補が立候補した。そのため、今回の選挙は、先述した李明博政権に対する中間評価のみならず、現政権(李明博)と前政権(盧武鉉)政権の勢力同士の対決(『前政権審判』vs.『現政権審判』)という様相も加わった。 ;日程 *5月13日 - 14日:候補者登録 *5月14日 - 18日:不在者報告期間 *5月20日 - 6月2日:公式選挙運動期間 *5月27日 - 28日:不在者投票期間 *6月2日:投票日 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第5回全国同時地方選挙 (韓国)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|